Renesas USB3.0コントローラ firmwareの更新作業

by 雪乃 雅 30. 1月 2014 02:20

年末年始に埼玉に戻った時、玄人志向 GW3.5AX2-SU3/MBにHDD2台目を突っ込んだ。
…までは良かったんだけど、調子の良かった1台目にアクセスすると異様に重く、
さらに突然デバイスが外れることが多発し始めた。
しかも2台目も巻き込んで外れるのだから、追加した4TBが全く使用できない。

というわけで、ファームウェアとドライバを更新してみようと思ったのだが、
まさかのファームウェア更新が異様に面倒臭かったので、
今後同様の人が悩まないよう、一応blogに書き残しておく。
なお、USB 3.0のチップはASRock 890FX Deluxe3に搭載されているNEC/Renesas μPD720200である。

まず、NEC/Renesasのドライバ/ファームウェアは普通には配布されてないので、
station-driversからダウンロードする必要がある。
http://www.station-drivers.com/index.php/listes-constructeurs/72-nec-renesas
ここはクリックするたびに広告が表示されたり、ダウンロードしたファイルの中にWebサイトへの
リンクファイルを突っ込んであったりと面倒なことこの上ないのだが、他に選択肢が無いので諦める。

ダウンロードするファームウェアファイルは必ず、
Firmware Version 4.0.1.5.0.2 (uPD720200a) (Windows 32 & 64bits)
をダウンロードする。uPD720200aと書いてあるが、μPD720200用のファームウェアも同梱されているのでコレ。
また、これに同梱されているμPD720200のファームウェアは、3.0.2.8なので、3.0.3.4に更新したい場合は、
Firmware Version 3.0.3.4 pour uPD720200 (Windows 32 & 64bits)
もダウンロードしておく。

ダウンロードしたら、どちらも解凍する。
作業は基本的に、
renesas_nec_usb3_firmware_3x_4x(www.station-drivers.com)\firmware\uPD720200_uPD720200A_FW_Updater
で行う事になるのだが、3.0.3.4をダウンロードした場合、F303408.MEMをそのフォルダにコピーしておく。

次に、コマンドプロンプトを管理者権限で起動する。スタートメニューのコマンドプロンプトを探し、右クリックで「管理者として実行」だ。
後はコマンドプロンプトに
W200FW35 /srom 0 /write F303408.MEM cfg.ini
と打ち込んで実行…で基本は良いのだが、890FX Deluxe3みたいにチップが2つ乗っていると、どっち更新するのか指定しろ、と言われる。
この場合、
W200FW35 /srom ?
を実行することで、接続されているチップの詳細を表示することが出来る。一例としては以下の様な感じ。

Bus:0x04 Device:0x00 Function:0x00
This Device is uPD720200A(Revision 4).
    W25X10BV/20BV/40BV(WINBOND)/EN25F05/10/20/40/(EON)/A25L512/010/020/040(AMIC) Type : 3, PageSize = 0x100, Chip Erase = 0xC7

ここで注目するのは1行目で、ここが指定するアドレスとなる。
この場合だと
W200FW35 /srom 0 /write F303408.MEM cfg.ini /address 04-00-00
と指定してやれば良い。1行目の0xの後の2桁を順番に-で繋いでやればよいのだ。

これを繋がっているデバイス分繰り返せば、ファームウェアの更新は完了!
長い道のりだった。

参考にしたサイト:
http://www.kuroutoshikou.com/modules/kurobbs/?tid=4041
http://pete.akeo.ie/2011/10/flashing-necrenesas-usb-30.html

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Author:雪乃 雅

「雪乃 雅」と書いて、「ゆきのみやび」と読む。
DoRaGooN PRoJeCTのdragoonの部分は、スペルミスでは無く、+originalityの意味である…ということだった気がする。

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